誰の役にも立たないし
何の為にもひとつもならん
そんな事をやりたい・・・
(宮沢賢治風)
なんだか、けしからん文章だけど
私の想いがここにいっぱい詰まってて
いつも、そう思っていて
よく使う言葉。
行間たくさんで…
それは、風が吹けば桶屋が儲かるだろ。と私に言った人がいて
笑った。
さて、私が嫁いだばかりの頃は
3世帯同居で
お義父さんお義母さん夫婦
弟家族
私の家族で家はごった返していた。
10人以上のご飯の支度を
1つのキッチンで嫁3人がこしらえるんだから・・・笑
お母さんは行きつくところまで若嫁を
仕上げないといけないから
大変だったと思う。
当時
いかの塩辛はなぁ1cm弱に切るんやで。
その大根は2cmの短冊やな。
サバ寿司は3cmくらいにしとこか。と
長さの単位がよく出てきた。
私はそのたびに
おかあさーんどのくらい?3cmってどのくらい?って
聞いてた。お母さんは嫌な顔ひとつせず
こんな感じや。あ~それはぶ厚すぎる。とか
見せてやって教えてくれた。当時20歳も過ぎた
生意気な小娘に…
当時から学習塾をしていた私は
cmって知ってても使えへんって事を目の当たりにして
なんだかわからないけど
長さの授業の時はいろんな体の一部をはかりまくる。
子たちとはかりまくっていた。
すると、手の指は3つに分けられていて
その真ん中の長さは人差し指・中指・薬指も
だいたい2cmで小指の真ん中はだいたい1cmという事を知った。
料理の具材を切るときにとても役立った。
1cmと言われて小指の真ん中の長さを見る。
私の小指の真ん中が1cmという事は
誰の役にも立たないし
何の為にもひとつもならん
情報だと知ってるけど・・・
子たちと一緒にずっとやり続けたいと思う。