うまくいかなかった原因は何だろう?
見てわかる事。知っている事。をわざわざ大きな声でワーワーいう事に何の意味があるのか?と思っています。
さて、早速結論から申し上げますと
『それ間違ってんで、もう一回やり直してみ』っていう
言いっぱなしが続くと子たちは心折れてきます。
『あれ?どこミスった?一緒に考えてみよう!ちょっとやってみて』
と声をかけると子たちはどこでミスったのかを考え始めます。
このどこでミスったのかを考える事をとても大事にしています。
うまくいかなかった原因
うまくいかなかった原因は本当に様々です。
いくつか具体例をあげます。
ドリルの式のうつし間違い
25ます計算の段落の見間違い
数え間違い
正確な答えがわかっていたのに目に入ってきた違う数字を書いてしまった
覚えていた解答そのものが間違っている覚え間違い
間違えるのひとくくり
全ての過程を間違えている子はほどんどいません。
どれか一つの場所だけでミスっている事が多いです。
『できているのに数えるのだけミスったんやな。』
『わかっているのに見間違えたんやな。』
と的を絞ってあげたいと思っています。
間違えた。のひとくくりでは
わかってない。できない。あかん。ばかりで
算数嫌いになってしまう・・・
これは出来てる。これはこれから注意していこう。
と考える力がつけば
嫌いなもので埋め尽くされる日常は避けられると思う。