思い通りにならない子供たち
出来ないこともやるやるやる自分でやるって言いますよね。
教室で色んな事を教えますが少し教えると子たちは『やるやるやる!ちょっと貸して』と必ず言います。まだ説明終わってへんで~とか まだでけへん!とか言いたくなる時もありますが
まずは『やりたくなったんやなぁ~』『これならできるかもしれない』と思ったんやな。と気持ちを観察することにしています。
逆にいやいやいや駄々をこねて泣きわめくこともありますよね。
一体いつまでこんな状況が続くのか?うちの家だけ子育てがうまくいかない。この子だけが私を困らせる。そんな風に思って悩みが深くなってしまったりストレスで余裕がなくなったりするお母さんも多いかと思います。大丈夫!それは自然なことです。一生懸命に子育てをされて愛情を注がれてそれがうまくいかない時誰だってそんな気持ちになるのではないでしょうか。
どうしたらよいのでしょうか?
こどもの事情
食べたいお菓子がたくさん売っているスーパーでお菓子を買ってもらえない。
宿題を一生懸命やっても間違いだらけのやり直しばかり。
もっとゲームをやりたいのにやらせてもらえない。
嫌いな野菜を食べたくないのに食べさされる。
↑もっと自由にもっと自分の思い通りに過ごしたいのに!!!!
おとなの事情
沢山おやつを食べたのにまだ食べたいと言うことを聞かない。
遊んでばかりで宿題をしなさいと言っても全やる気配がない。
ゲームをやめなさいと言ってもあとちょっと、もうすぐ終わると言ってなかなかやめない。
↑どうして言う事を聞かないのか?
筋書き通りに進めたい
誰だって自分のたてた筋書き通りに物事が進めばどんなに幸せだろうと考えます。
もれなく私だって思った通りに物事が進めばどんなに幸せかと思います。
子供だって思い通りにしたい・なりたい。
大人だって思い通りにしたい・なりたい。
世の中の人たちみんなも自分の思い通りになればどんなに幸せかと思っているはず。
だけど思い通りになんてならないんですよね・・・
そんな世の中甘くないんです・・・
思い通りにいかない時の絶望感と言ったらありゃしませんよね
それは子供も同じ思いなんだと思うのです。
だけど思い通りにいっている人もいるじゃない
います!思い通りにいっている人。
その人たちはどこかで何かを工夫しているんだと思うのです。
『お菓子買って~お菓子買って~』と泣き叫ぶ子も
いつかどこかで
思い通りにはならない事を知り
どうすれば自分の思いが叶うだろう?と考え始めるのだと思います。
切磋琢磨をつづけています。
素行も悪く・口も悪い・できる事なら『お菓子買って~』と泣き落としで
自分の思い通りにしたいと思ってしまう未熟な私です。
だけどやっぱり自分の思い通りになんてならなくて…
これは修行だと観念しています。
たぶん、思い通りにならない事を知るという修業は生きるということだと
思います。だから少しでも工夫を探しながら切磋琢磨を続けています。
ほんまに・・・
こっちが泣きたいわ。なんて事はしょっちゅうです。
おすすめの本
悩んでいる人へ私の言葉はすぐには役に立ちません。落ち着かれて、子育て頑張るぞーと気持ちが整理できた時にようやく思い出してもらえるのだと思っています。