子どもと保護者と先生の対応方法

発達障害においての現状

発達障害においての現状は保護者の方がたくさんの新しいエビデンスに基づいた情報やどうすればよいのかの支援案を持っている場合が多いなぁと感じます。
経験値での指導や伸びないいつまでたっても同じ指導を
保護者へ伝える等の誰も得をしないコミュニケーションで双方が疲れ果てる場面を目のあたりにします。

耳を傾けてほしいな

前回のブログで「鉛筆をかじるお悩み」 について書きました。
その際に紹介したキャップはこちら

保護者側の対応に学校側は
「そんな情報どこでご存じでしたか?教えてください」でした。
どうか学校の先生にお願いです。
保護者の声に耳を傾けてほしいと思うのです。

体育(プール)やマラソン・遠足・体育大会などの大きな目的

健康と体力の向上と幸せな生活を過ごす態度を育てるためにあります。
検索するともっと細かく目的を知ることができます。

障害を持つ子たち はどうしているか

身体に障害を持つ子たちは活動に条件がかかったり
見えない障害を持つ子たちはルールが理解できなかったりと
危険であるという理由で
十分に経験しているとは言えない状態であります。

大きな目的の中には以下の具体的な内容が含まれます。

子どもたちは集団活動の中で
認知や情緒、社会的な発達を伸ばしてゆきます。
目標に向かって挑戦し達成することや
何より重要なのは集団の一員であるという事です

障害を持つからこそ積極的に行いたい理由

活動は協力や責任感など人と人とのかかわりの中でしか形成されない
人としての土台の部分を作るからです。
土台を積極的に作る事により
そこから自立心や社会性へと芽をどんどん伸ばしてゆきます。
このような大切な機会を奪われやすい子たちには
特に仲間とのかかわりを持ちながら取り組むことが望ましいです。

とはいえ・・・

今までに障害を持つ子たちは危険を理由に隔離されたり
排除されてきましたので前例がなく
他の多くの生徒とのトラブルや指導者とのトラブルが発生します。
インクルーシブという言葉だけが独り歩きしてきた証拠です。
そこで一緒に授業に取り組むことで
お互いを理解しあい
社会には様々な支援を必要とする人がいることを知り
同じ場所で共に過ごすことが自然であると子供のころから経験してほしいです。

では、どうすればいいのか?

学習内容を工夫しましょう。
一人ひとりにとって望ましい方法や援助を模索してください。
と具体案があるわけでなく
多忙を極める学校の先生が指導案をひねり出されることは
本当に苦しい事で躊躇される原因の一つと感じます。

だからと言って危険ですからで参加を奪う理由にはならない

まずは10分の集団の一員としての参加が出来る内容を試してみてほしいのです。
例えばプールの案なら
行動項目は
・着替え
・シャワー
・準備運動
・プールでのウォーミングアップ
・課題の練習
・整理体操
・着替え
などなどでしょうか。
この中のどれを組み合わせて10分にするのか?
声をかけてくれるお友達はいるのか?
のように10分の挑戦を軸にして
次の指導を立ててゆくのはどうでしょうか?

いつまでたっても危険。いつまでたっても足し算。いつまでたってもお絵かき。

いつまでたっても同じ事をしているのは
やってやるぞ!という目標意欲がないか
指導者の教育方法がいつまでたっても同じであるのか
あるいは両方かだと思っています。 人は人の中で育ちます。
可能な限り同じ社会で過ごしてほしい。
それはみんなが同じことを同じようにするという事でなくて
1つの社会にいろんな人がいる事が自然になるように。
可能な限りではなくて
可能にするためにはどんな方法があるだろうか?と
考える人であり続けたいと思っています。

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