【知力】秋になったら教える事*取扱説明書*

取扱説明書をナナメ人から伝える事

気がつけばもう10月になっていて驚いています。

毎年毎年同じ事で驚くという事は
知っている事には驚かない訳で。。。
という事は10月が来るということを
知っているつもりだったけど
実は知っていなかったという事で
こういう事を「無知の知」と言います。
こういう事をというか
私自身が「無知の知」の代表です。

10月になって驚く理由は
6年生の卒業が間近に迫るからなのです。
彼らにいろんな物の考え方がある事を伝える為に
彼らの考えを聞いたり一緒に考えたり
今の世の中の事を語り合ったり
してきました。

いろんな物の考え方がある事を知るには
まずは自分の思考を知っていないと
他の人の考え方が自分と似ているのか
自分とは180度違うのか
360度周り巡って同じであるのかなど
わからないと思うからです。

自分の思考=取扱説明書を
親御さんでない
ナナメの存在の人と作る事は
恥ずかしくてドキドキする事であると思います。
だけど先生という存在は
ナナメ界の中でも
子達に最も近いナナメだから
こんなチャンスを逃すわけにはいかなくて
卒業するまでに
自分の取扱説明書は自分で作ることができる事を
伝えたいと思っているのです。

先生が全てを教えるのではなくて。
考える基本の様なものを沢山積み上げてなんとなくできてから、私独自の世界観や人生観を見せたり話したりしてきました。子達は夢中で私の頭の何がどうなっているのかを考えていました。この先生頭がおかしい?この先生変なことばかり言う。きっとそう感じていたに違いありません。
自分ならこう考える=普通ならこう考える。
だけど先生はどう考えるだろう?
そうして、最後には
あなた自身の哲学=幸せを追求できる思考を作りなさいと伝えてきました。
教えるのではなく、いつも考えさせる事ばかりだったと思います。

共通点を探す事

取扱説明書の何が良いかと言うと
自分の考え方の癖を知っていると
自分が惹かれる考え方を知ったり
自分が嫌な気持ちになる考え方を知る事ができます
たとえ
これは嫌な考え方だなと思っても
その中に僅かな共通点を見つける事が出来ると
たちまち受け入れる事ができて考え方は広がってゆきます。
共通点を見つける事も
自分を知っていないとできない事だからです。

共通点を探す楽しさ

私たちは「y」と書くけれど学校の先生は

筆記体のY

↑こうかくのよ。と言いました。
「どうして違うのだろう?」
なんでなんで?と考え出しました。

先生達の年代は英語でブロック体と筆記体を教えられていたのよ
ほとんどの人が筆記体がかけたし
しかも筆記体がカッコいい!と思っていて
カッコつけるには筆記体だったのよ
だから学校の先生が筆記体を使う理由は
筆記体はカッコええと思ってるから。
と私が持論を話した。

「ほんま?ほんまかいな?」と言って考えていました。
物事を考えるにはある程度の基本材料がいるし
そこから本当にそうなのか?自分ならどう思うのか?
他の人はどうだろう?と考え進める中で
自分の哲学を作り上げて欲しいと思っています。

違いに出会う事

筆記体に限らず

社会に出ると言う事は
違いに出会いに行くと言う事で
そこでその違いに惹かれて行ったり
その違いに違和感を感じたり
惹かれたけど違和感を感じたり
違和感があったけど惹かれて行ったりとする訳で

それを感じ考える為には
自分の取扱説明書を作ってゆくと言う事は
とても大切な事だと考えています。

補足

人は常に成長していて
うっかりするともちろん後退もする
ずっと同じ状態の人はいなくて変わりゆくものだから
とすれば
取扱説明書も
常にアップロードしておかなければ
おかしな事になる。
変わりゆく自分を知ると言う作業は
難しい事だけど
やる価値は十分にあると思う。

だから私は生徒達を巻き込んで
やっています。

世のお母さんへお勧めします私も再読します

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