子育て学校 −込める思い− 1

ずっと先生をしています

私は学生を卒業してからずっと先生をしています
小学校と幼稚園の教育実習を終えて晴れて幼稚園の先生になりました。
その後は結婚をして引っ越しをして京都南部の田舎町を拠点とし
今の「子育て学校」の原型となるものをやり始め現在に至ります。
20年ほど経った今、自分自身を振り返ってみようと思います。

小学校の時にヘレンケラーの本に強く影響され、
そこからeducationの意味に強く感動しました

teacherを先生(教える人)
educatorを教育者(導き出す人・産婆さん)をはるか昔どこかの本で読み
educationの意味に強く感動した事が始まりです。

私には
素晴らしい学歴もなくて
素晴らしい知識もなくて
素晴らしく教える能力もなくて
素晴らしい人格もなくて
どうすれば立派な教育者になれるのだろう?と考える時に
educationはいつも私の大きな支えになりました。

20年の間、村の小さな小さな「子育て学校」は拡大もせず
爆発的に流行りもせず社会にも貢献できないまま、言えば
幼虫のように息をしています。

幼虫のような私はこの20年で見つけた事があります。
本当は立派な教育者になりたいのになれない私の役割を見つけました。
それは私と共に過ごす人達は少々楽しくなるのではないか?と
考えるようになったのです。

素晴らしい学歴もなくて
素晴らしい知識もなくて
素晴らしく教える能力もなくて
素晴らしい人格もなくて
素晴らしく人を楽しくさせる事もできないけど
一緒にいる人たちが少々楽しくなるんじゃない?と思えるようになりました。

立派な教育者になりたいと思っていた私は40歳半ばをすぎ
一緒にいる人たちが少々楽しくなる 役割につこうと奮闘しています。
少々という言葉も自分にぴったりで大好きな言葉です。

20年を振り返る第1話目で覚書がわりに
これから先の目標を書いておこうと思いました。
今掲げている目標は
世界最大級の保健室を作る事です。

薬は処方されないけど
身体の怪我も心の怪我も子達も大人も
どんな事もどんな人も気軽に入ってこれる
生きることを諦めないでおこうと思える
少々楽しい保健室を作りはじめています。
何をどうすれば伝わるかと思いながら
伝わる人だけでもええかとも思いながら
やっぱりそれは諦めではないかとか思い直して
少しずつ少しずつ保健室を組み立てています。

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