板書の悩みスッキリ解決!「1文字ずつ書く」ご家庭でのアドバイス具体例

板書・書き写すのが苦手なお子様へオススメの方法

黒板から連絡帳を書き写す時や国語のテストで本文から答えを書き出す時に
1文字ずつ書くことで時間がかかってしまったり、集中が途切れてしまったり、
言葉の言葉の一まとまりが一気に書けないのではないかというお子様への
お悩みを抱えていませんか?
1文字ずつ書くお子様は日常生活で「メモ書き」をお願いする事で
言葉の1まとまりで1っきに書く事ができますよ!

どうして1文字ずつ書くの?

  板書をするときは  、まず黒板を見て、書いてあることを一時的に覚えそしてノートに目を移して覚えた事を書きます。さて、この1連の動作の中には難しい作業が沢山盛り込まれています。
例えば、皆さんも本を読んでいる時に一瞬、時計に目をやって、もう一度読んでいた場所に目を戻す時、行を飛ばして読んだ経験があると思います。このように黒板から連絡帳へ目をやる事も難しい作業だという事が分かりますね。このことを見る力(眼球運動)とも言います。次に黒板を見て1時間目は「こくご」という言葉を覚える必要があります。この書くために一時的に覚える作業をワーキングメモリーと言いますがその力も必要になりますね。そして最後に書くという手先の微細な動きが必要になります。
1文字ずつ書くお子様がこの1連の作業の中のどこで困っているのかを見極めることで
やるべき事が見えてくるので出来るようになるのです。
その見極めと能力を広げていく家庭内教育が「メモ書き」です。

家庭内教育「メモ書き」の具体的な方法

私は今まで板書に困るお子様を多数見てきました。
その中で一番当てはまった子達が多かった方法を今回はお伝えします。
目で確認して書くという作業が難しかったお子様には
耳で確認して書くという作業ができるかどうかを知る必要があります。
まずは書くことへの負担を減らすために
小さいホワイトボードをご用意ください(百均で揃います)
そして
「お母さんの買い物リストをホワイトボードに書いてー♪」とお願いします。
まずはお子様の好きな物を伝えると楽しくやってくれますよ!
「〇〇君の好きなりんご!りんごって書いといてー♪」と伝えると
お子様はホワイトボードにりんごと書いてくれます。
その時をしっかり確認してみてください。
お子様が「りんご」と言葉の一まとまりで書いていたら
まずは安心されると思います。
そしてこの日常的な「メモ書き」を続けていくことで
言葉を1まとまりで書く事の力を身につけていきます。
そして書くために1時的に覚えるワーキングメモリーの強化をしてゆきます。
もちろん目を使う眼球運動の強化も大切です。

問題解決「幸せは小刻みに」

いかがでしたでしょうか?
お子様の板書についてのお悩みも「メモ書き」で出来るのではないかと
思いませんか♪
はじめは、時間がかかるかもしれませんが慣れると板書も出来るようになります。
問題解決で私が常に意識していることは
ハードルを下げる事 課題を小刻みにして 進めていく事です。
「幸せは小刻みに」をキャッチコピーにしていますが
小さな「できた」を積み重ねていくと
やがて知らぬ間に大きな幸せに包まれているのではないかと
思うのです。

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