神様は何人か？-夜ごはん学校の様子-

2018年11月27日

夜ごはん教室

－夜ごはん学校－

暮らすように学ぶ

【夜ごはん学校の全事例はこちら】

↑共に学び合う事が
どれほどの成長発達になるか
沢山の人にお読みいただきたいです。

それぞれの子たちの正義

穏やかに
①よーく聞く事
②お鍋
③静の時間
④あやとりとハンコ
⑤今日はわちゃわちゃ

穏やかに

6年生が卒業して1か月が経とうとしています。
彼らが引き受けてくれていた
役割をみんなはひしひしと感じています。
何か静かだなぁ…

棒を振り回すことも
教室がうるさい事も
すぐに喧嘩が始まる事も
今となっては
日常になっていたんだと感じます。

[speech_bubble type=”drop” subtype=”L1″ icon=”fujiyama1.jpg” name=”こんにちは！藤山智子です”]月曜日に行われた『夜ごはん学校』の様子をご紹介します [/speech_bubble]

①よーく聞く事

本日は肉団子鍋です。
子たちはミンチで団子を作っていました。
『あのな、よく聞いてや。
この1粒1粒に
神様が住んでいるねんで。
だから綺麗にボールに入れてや』
そのように彼が言いました。
『先生ほんと？』と彼女が聞きました。
私は
とても興味のある話だから
詳しく聞かせてくれませんか？と彼に言いました。

『あのな。このご飯1粒1粒に神様がいると
ママに教えてもらった。だから僕は
このミンチの1粒1粒にも神様がいると
思う！先生あってる？』
ご飯も担当している彼が言いました。
おおーなるほど！
とてもよくわかる説明だったわ。
じゃあどうするの？
『だから1粒1粒大切にするって事！』
先生はその意見に大賛成です。と言いました。
彼女はミンチ肉をトレーから
1粒残さずボールに移していました。
お母様の一言は偉大だなと
尊敬申し上げるのです。

②お鍋

こぶで出汁を取ります。

同時にミンチ作り

ミンチは先に入れておきましょう。

冬はやっぱりお鍋。
温まります。
食事をしながら次回のメニューを決めます。
パスタも食べたい
カレーもいい
どうおさまったのかは
わからないのですけれど
次回は餃子に決まりました。

③静の時間

私自身が動のイメージで
子たちもどうしても動を
好みます。
子どもの代名詞として
元気・活発・明るいでしょうか。
今私が考えている事は
静の時間を味わう事です。

出来るだけゆったりとした
落ち着いた時間も作ろうと
やっていましたら
本を読む時間が出来ました。

読書の時間が誕生しそうです。

↑気が付きましたら
1年生までも本を持って…笑
微笑まずにはいられませんでした。

来週はもっといい空間を作って
読書はもちろん
自分の時間と称して
静を味わえるといいなと思っています。

④あやとりとハンコ

西井のおっちゃんがくれた
広島菜の茎で
バラのハンコを押していました。
あやとりも始めています。
あやとりは
教えるのが難しいですね…笑
とにかく本日は
ほうき。出来るようになりました。

⑤今日はわちゃわちゃ

最後の乾杯の言葉を
子たちは楽しみにするようになりました。
私も彼の言葉を楽しみにしています。
『それでは。
今日はわちゃわちゃしましたが
無事に鍋がたべれましたかんぱーい！』
と乾杯の彼は言いました。
わちゃわちゃとは
今日はグラスとお茶碗が割れました
よく食器が割れて
破片の掃除や
パリーんと言った時のざわつき
チョット血が出て
バンドエイドと
落ち着かない事がありました。
それを彼は一言でまとめたのでは
ないかなぁ～と私は想像していました。
彼の育ちを見れる
喜びを感じていました。