知的好奇心

『先生~言いたいことがあるんだぁ~。』と
温かそうなジャンパーを脱ぎ
品よくコーディネイトされたスタイルの
彼がピョンピョンと教室へ入っていった。

黒板の前で地球儀をクルクル回しながら
何やら子たちが話していた。
さぁ~始めます。というと
みんな席に着き鉛筆を持っている。
何気なく、もうすぐクリスマスですねぇ~。といった。

『あ!そうや!言いたいことはなぁ!
クリスマスプレゼントは
ポケモンのなんとかかんとかやねん♪』 そう彼が言った。

私はその名前を忘れてしまったけど
さぞかし人気の物でポケモン最後となりうるかもしれない物だと
プレゼンテーションは続く。周りの子たちもそうだ!そうだ!と
巻き込まれてゆく。

大体の私の質問には答えてくれるんだけど
肝心の作者は誰?という質問には答えてくれない…
『先生、お願いします!調べましょう!後からちゃんと勉強するから』
彼がそう言い終わる間に私は黒板に
ポケットモンスターと書いていて、彼らは『やった~!』と言っていた。

検索エンジンに何を入れる?
『そりゃ、ポケモンやろ ほんで 作者』
そう入れると一番初めに
田尻 智 ウィキペディア が出てきた。
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E7%94%B0%E5%B0%BB%E6%99%BA
開いてみると
名前の読み仮名がひらがなで書かれていた。
たじり さとし
『さとし!さとしや!この人や!』
知的好奇心は一気に沸点を目指し
彼らの読む目を止める事は出来ない。
『先生これ何ていう漢字?これどういう意味?』質問が飛び交う
例えば、ゲームセンターがアンダーなイメージ と表現されていて
アンダーなイメージ?を語り合いながら、興奮は増す。

たじりさとし さん の幼少期・学童期の のめりこみすぎた遊びが
昆虫収集 と知った時の彼らの顔は印象的だった。
彼らは学者にでもなったように田尻智さんの研究発表を
一言で私に伝えた。
『おれらでも可能性はある!』

皆さまに伝えたいお話はここからさらに続くのですが
長編にてここで断念致します。

大人の勝手な都合で子たちの知的好奇心の芽を
摘み取ってはいけない。

さて、来年の3月24日(土)
春の講演会が決定いたしました。
『発達障害の子がぐ→んと伸びる心と体の育て方』著者
やまもとまゆみ代表理事のお話から始まり
午後からは
ゲストスピーカーには、知的ギフティッドの理解について
小泉雅彦先生(北海道ギフテッド・LD発達援助センター)をお招きして
お話をして頂きます。
同時に各LOF教育センターの代表がそれぞれの立場からの
話やワーク質疑応答をさせていただきます。
皆さまが知りたい事 迷われている事
どうすればいいのか のヒントを見つけていただける事と存じます。

京阪「天満橋」駅
地下鉄谷町線「天満橋」駅1番出入口から東へ約350m。
JR東西線「大阪城北詰」駅下車。

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