子育て学校

選んだ道を最善にしてゆくんだね

前編はこちら
メルカリの手順を教えるんだろうと思ってた。
よくいって、わかりやすく、親切に
手取り足取り教えるんだろうと思ってた。
もっとよくいって、完成した達成感や
売れる楽しさや喜びを
味わうんだろうと思ってた。
ファシリテーターや指導者が
手順やテクニックを親切丁寧にわかりやすく教えることは
あたり前の事だと思ってる。
手順を教えて出品に近づくたびに
参加している高校生たちは『おおー!』『おもろい、おもろい』
と言いながら進めている。
写真の取り方やら店舗の作り方やら店名のつけ方など
なかなか、ファシリテーターの経験が盛り込まれた
工夫に感心した。
だけど、もっと優れたネット業界の大人ならたどり着くであろう
情報だったし、検索かければ探せるものでそれを
上手に伝えたに過ぎなかった。
オッと思ったのはここから。

高価なカバンを出品する子がいた。
大変いいものだけど持ち手がちぎれている。
カバンの持ち手がちぎれていてはカバンではない
さあ、どうすると見ていた。

高校生指導者が何度も言う
『嘘は書いたらあかん、クレームは命取りになる
人をだましてもらうお金は怖い』とか
一人前の事を言っている。
こんな事をスラスラと言えるのは
相当嘘ついて痛い目にあったのだろうと…笑った。
はじめての持ち手がないカバンの子は説明をこう記した。
・持ち手がちぎれています。
・このままでは決して使えません。
・画像④をよくご覧の上ご購入をしてください。
・NCNRでお願いします。

指導者の嘘はついたらアカンの言葉が
強く響いたに違いない。
指導者が訂正した。

持ち手を修理すればこれから先、十分に
お使いいただける綺麗なカバンでございます。
持ち手の修理代を考慮しての出品代金です。
修理してお使いいただくのにはとてもお安い
お値段となっております。

指導者が
『相手がこれを買う事によってどんな幸せが
得られるかを説明せなあかん』と、これまた
わかったような事を言っていて笑った。

指導者の分かれ道だなとハッとした。
手順を教えるのは誰でもできる。問題は
手取り足取り教えられないことを考え出させる事を
するのか、しないのか。
考えることを考える。
指導者が答えを出せない。あなたが考える誰かの幸せは
あなたらしさが伝わるものだから。
そうやって、売れる説明やキャッチコピーを
考えてゆく能力はきっとどこかにつながるだろうと思った。
人を想う。発信するという事はそういう事だと思う。

持ち手がないカバンの子の説明文の指導に
参加者は『おおー!』と一番大きな声をあげた。

高校生。捨てたもんじゃないと思った。
たかがメルカリ、されどメルカリ。

なんちゅー話や・・・笑 おわり。

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