教える事はあくまでも副産物

【欲を発動し発動させる事】

百人一首とことわざの授業はエンドレス。理由は大好きだから・・・私が
覚えてようとしていた生徒が
『露か雪かでまちがえるねん・・・』そう言った。
あ~視野が狭い。状況は秋の田んぼの話やで
『ほんまや!雪はないなぁ、お母さんに教えてあげよ』そう言って
私の残念な絵を写し出した。
苫をあらみ=屋根に穴と説明したし
白妙の衣=白のTシャツと説明したけど
正しい答えではない。そこはほどほどに
秋の田のと聞いて銀色の雪景色ではない
夏には洗濯物がよく乾くしなんだか洗濯が似合う。
そんな情景が脳裏に思考できればええと思う。

『おまえは、先生のくせに、もっと上手にわかるように説明せんかい!』
と、言われることがよくある・・・
ほんとに、おっしゃる通りで受け手がスッと腑に落ちる伝え方が出来れば
どんなに素敵な事だろうと常日頃から考えている。
端的なワードで受け手に思考させなければ答えが出ないそんな
言葉のやり取りができればえーなーと。。。
いつも、ゴチャゴチャくだらない事を考えているけど
先生と呼ばれる私の先生とは
『教える人』じゃない・・・
端的に教えるのなら人工知能やパソコンにはかなわない。
知識の量でも人工知能やパソコン、東大生にはかなわない。
先生とは『教える人』だとしたら
ロボットやパソコンに未来の宝である子達を任せればよいと思う。
私が子達と先生として関わっているのは
教えるはあくまでも副産物で
軸は子達の欲を発動させる為に存在したい。
もっと大げさに言うのなら
子達とかだけじゃなくて
出会うすべての人達から
私の欲を発動させてもらいたいし
あなたの欲を発動させるお手伝いをしたいとも思ってる。

うちの子たちは
言わずとも板書し出したり
言わずとも関連書籍を持ってくる
私の欲を発動させるために必死だから
あの手この手を使って私を揺さぶってくる(笑)

書きたい、持っていきたい、言いたい、伝えたい
彼らの欲は止まらない。
その中にいる事が
心地よくて安心する。
【欲を発動し発動させる事】の序文として

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