村でのお盆を終えるとなんだか1年が終わった気がする。
日ごろ会わないお参りいただく方達と時間のない約束で
夏祭り恒例の鯉すくいのポイをつくる。
さて、今年
お坊様は坊ちゃんをお連れになり共にお経を読んでいただいた。
継承修行というのか
この猛暑の中、袈裟を身に着け檀家さんのお仏壇にお経を読んでいただく事は
並大抵のことではない。大人であるお坊様であるからこそ
そこを涼しい顔をしてこなされる姿に心を打たれ
ありがたいという言葉が出るのだろうと思う。
それに加えてお坊ちゃんは小学生である。
親父の背中を見ながら装い正しくお経を読む姿を見ていた。
定めとは何だろうと考えながら・・・
同時にオリンピックもつながる。
若くしてすでに背負うものがある人達の生き方。
やりたい事が見つからぬ人たちと
やらなければいけない事がある人たち
世の中はいろんな人で作られている。