2020年 文科省が進める教育とは。
なんとも教育者らしいタイトルにしてしまった。
読み書きは大切なんだよ。何のために使うのかと言ったら
幸せに生きてゆくために必要だから。
新学期が始まり押し上げてゆく子達の保護者が倒れこんでくる。
読み書きができない子は普通級に入ることができない。
そう学校側は即答する。
素晴らしい学校の先生方もいらっしゃるがまだまだ
私たちは少数派であると実感するこの季節。
文科省はいつも素晴らしい。
活字での提案は清々しくなるほど素晴らしい。
文部科学省 初等中等教育局 特別支援教育課
3ページに目を通してほしい。
インクルーシブや心のバリアフリー最後には共生社会と打ち出している。
読み書きができない子は普通級に入ることができない。と
隔離された特別な場所を提供し手厚い配慮と言う名の
発達を阻害するぬるい居心地のよい部屋を用意してくれる。
小学生のように発達が目まぐるしいこの時期に
一体いつから共生させてもらえるのかも分からず
共生させていただけるためにはどうしたらよいのでしょうか?
そんな言葉も言えない状況で保護者は戸惑う。
読み書きができない子は普通級に入ることができない。
この文章にとても違和感を感じるのは私だけなのか?
読み書きができない子を教える技術がない。ではないのでしょうか。と
すぐに口をつく私は本当に未熟だ…
右利きの子が右手を骨折したら書く事食べる事にどのようにサポートするのかを
一生懸命考えるだろ。すぐに支援級へ行かれて下さいと言うのか?
塾の保護者は良く知っているけど
私は声が出なくなったことがある。
3週間ほどだったけど
それでも授業は続行した。どうやってするんですか?と
保護者達は笑っていたけど工夫してやるんだろうとわかっていたから
何も言わなかったしむしろ、先生、声無い方が指導力UPすると思う。と
言った。私は共生させていただけたから子たちにも保護者にも
配慮してもらいながら自分ももっと頑張ろうって思えた。あの3週間のお陰で
聴覚に困りがある方にも何ら変わりない指導ができる。
困りを抱える家族に圧力をかける時代は終わった。
いま、教育者が腕を磨くべき時。
どのようにすれば普通級で読み書きが苦手な子たちにも理解しやすいように
教えることができるかを必死のパッチで工夫・アイデアを絞り出す時。
記憶の学力の時代は終わったよ。
2020年の教育の行き先をよく見て。
書いて覚えて、覚えて書いて。も~ええわ。
先日の学校の授業で自分たちで漢字を作ってみよう!が
国語の授業の申し訳ないくらい最後に入った。
2020年めがけた指導が入ってきた。
答えられたのはうちの子だけ。
厳密にはうちの塾の子だけど…うちの子♡
これが思考力じゃ~!!!!
ずっとこれを保護者の方と大切に大切に育ててきた。
ほんで、この漢字なんて読むかわかる?
読み聞いたらすごいよ。