子達への教育という言葉の中に【生きる力】が大きな声で叫ばれ始め
学校機関や地域活動の中に『自分で考える力』をテーマにしたものが
増えてきたと感じます。
しかしながら町と比べて村ではそのような環境に巡り合うことは
まだまだ少ないのが現状で山登りやごはん作り学習支援や農業そしてプログラミングといった多方面からのあらゆるアプローチで『自分で考える力』を子達だけでなく私も一緒に伸ばしていきたいと考えていました。
そんな村の事情の中
木津川市情報発信基地キチキチ
キチキチシネマ さん主催 により
2019年 9月 22日 日曜日 15:00~17:00
映画【こども哲学 アーダコーダ の時間】の
上映会が行われました。
映画【こども哲学 アーダコーダ の時間】 は
全国的にも有名で子育て世代の保護者や教育者それに関連する人々に
大変人気があります。
上映会だけでなくそこにワークショップを付け加え
今インプットしたものを今アウトプットするその内容はどのようであったのか
お伝えしていきます。
自分で考える事には人生を幸せに生きるメリットが溢れています。
そもそも、哲学とは何なのか?
映画を見終わってトイレ休憩をすませて席に着くと
それを考える環境・空間がそこには整っていました。
『自分の脳みそで考える事』ほとんどの方がこの認識をお持ちでした。
もう一つだけ付け加えさせていただいて
「哲学って何にも難しいことはない。
自分が幸せに生きていくために考える事
人間としての幸せを果てしなく追及してゆくこと
子は子の幸せを果てしなく追及してゆくし
私たちは私たちの幸せを果てしなく追及してゆくし
それぞれがそれぞれの幸せを果てしなく追及していく事
ほんま。難しい事じゃない」と発表させていただきました。
メリットしかない理由
自分が幸せに生きていく事を果てしなく追及して行くのだから
メリットしかない事を説明するのに時間はいりませんでした。
1つだけ補足として
「果てしなく追及し続ける」というところがポイントで
せっかく考えて考えて一つの正解らしき事を見つけられても
それは時間がたつと
時代もじぶんが置かれている環境も変わり
幸せでは無くなる可能性があります。
だから時間が止まらない限り
考え続ける=果てしなく追及し続ける 事が
幸せに向かう最短であると私は考えていると付け加えました。
哲学って具体的には何をすればいいの?
まず第一は刺激を入れる事だと考えています。
だって理由はどう考えても何にもないところから考える事って難しいから・・・
人は刺激が入ったことに考え出すと思うのです。
刺激(インプット)の具体例はざっくり3つ
①興味があるなしに関わらず新しい発見がありそうな場所へ行く
②本を読む
③観察する
でしょうか。
私は主に子達と触れ合う機会に溢れていますので
じっと観察しています。
ほぼ確実にグッとくる刺激に出会います。
次にその刺激に対して思考を始める事
ここから考え始めるのだと思います。
思考をスタートさせるエンジンのようなものは2つ
①本当にそうなのか?
②どうしてそう思うの?
でしょうか。
私はいつもこの言葉2つだけです。
こちらもほぼ確実に幸せに向かって行けます。
最後に行動する事
頭の中のオレンジは食べる事ができない。
有名な言葉ですが
考えているだけ・・・そのことを
私は「悩み」だと言っています。
思考と悩みは違うと思っていて
思考は行動ありき幸せ
悩みは食えないオレンジ
嘘とは本当に悪い事なのか?
と言う訳で
十分に 映画【こども哲学 アーダコーダ の時間】 を見て
刺激が入り思考できる脳みそになったのですから
行動としてアウトプットしなければ
幸せの道への光を当てる事にはならないので
早速チームグループワークを始めました。
嘘とは本当に悪い事なのか?というテーマに対して
グループAの解答は
嘘とは悪い事だけでなく優しさであることもある。
と簡潔に述べられた。
グループBの解答は
嘘とはその先にある目的によって悪い事か良い事かが決まる。
と分析結果も添えて述べられた。
このように嘘は悪い事の一般常識が壊されて
あらゆる答えが出てくるのは
嘘を悪い事以外に使われた・使った刺激から
広がっていくのだと考えています。
とにもかくにも
自分で考える事=哲学をしていれば
メリットしかないことが伝わりましたでしょうか?
最後に参加していた子たちの様子を
お伝えして締めくくりたいと思います。
当日ご紹介した書籍はこちら
お子様から大人まで読みやすい内容になっております。