子どものハサミの魅力と教育 意欲につながる考察

「学力向上 2014年4月開始 空塾報告書」

個別指導塾『空塾そらじゅく』の教育効果

空塾をなぜやり続けているのだろうか?
学力向上からも子たちが幸せになるようにと考えています。
数字で評価される知識も
知的な好奇心によっておこる行動
物事を解決してゆく能力も学ぶ力と考え
学力と定義しています。

空塾の趣旨

空塾の趣旨

【空塾そらじゅくの全事例】

[speech_bubble type=”drop” subtype=”L1″ icon=”fujiyama1.jpg” name=”こんにちは!子育て学校 藤山智子です”] 『空塾』の趣旨は①学ぶ力 学力の向上②子たちへの非認知能力の積み上げの場③参加者全員が主体的に学ぶ場です。 [/speech_bubble]

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子どものハサミの魅力と
教育意欲につながる考察

教室の様子

かくれんぼ大好きで
私がコピー取りに行くとすかさず
隠れる2年生の彼
教育的配慮のもと
かくれんぼを楽しんでいます。
さて、いつもなら所定の位置にしまわれている
ハサミですが先ほどのクラスで使っていたために
ハサミが机の上に置かれていました。
それを見るなり彼は言いました。
『先生、これ切っていい?』
すでに彼は計算用紙として置いてある
カレンダーの紙を手に取っていました。

やるかやらないかではなくて何を教えるか

ハサミはとても魅力がある道具だと思います。
あほとハサミは使いようなんてよく聞きました。
どうであれ上手に使えば切れるんだよって事だと
解釈しています。
どんな人にも使えてしまうハサミ
とにかく何かを誰でも切る事が出来るなんて
ロマンの始まりだと思うのです。
幼児期の質問で
ハサミを使わせるか使わせないかで迷っています。
と聞く事があります。
そんな事に迷っている時間があるのなら
安全に使う事をしっかり教えるだけの事だと
思うのです。
ハサミは指や髪の毛
高級なお母さまのスカートだって
ダウンジャケットだって切ってしまうのです。
リスク=ベネフィット
負担と利益は常に背中合わせで
出来るだけリスクは背負いたくはないのだけれど
子たちへの利益を望むなら
挑戦は無くてはならないと考えています。
またハサミは子たちの没頭を引き出してくれる
道具であるとも感じています。
ただひたすらに切る事だけに没頭する事から始まり
子たちの発達に合わせてステップを付けると
子たちはどんどん没頭してゆきます。

方法のご紹介

興味を持ってからを基本にしています。
さあやるよ!と言って何かを始める事はありません。
興味を持つようにハサミを置いておいたり
私自身が使っていたりします。
すぐに私の周りに
『やりたい。ちょっとやらして』と子たちが集まります。
大切な事は危険なく使う事を伝えられているのかと
環境です。
子たちの姿勢が悪い状態では使えませんし
机や台がしっかりしていなければ
手もとが悪くなるのです。
いくら自由な挑戦の場を与えていても
環境を作れなければ
恐ろしい場所になります。
幼児さんなら
粘土やストローなど切りやすい物もおすすめです。
やがて厚紙や紙へ進めていく事が出来ます。
上達してくると
1枚の切り絵や
2つ折りの切り絵
3つ折りの切り絵とステップをあげてゆくと
本当に没頭してゆきます。
参考にどうぞ→切り絵

切り絵も勉強も取り組みました。

2年生の彼は
掛け算はせなアカンし
2桁の繰り上がり繰り下がりの計算も
長さだって勉強しなければいけません。
私は彼に
忙しそうねぇ~と声を掛けます。
彼は
『大丈夫!切り絵やってもまだ時間あるから
勉強できる!』そう言いました。
切り絵を終えると
『今日はホワイトボードで説明しながらやるわ!』
そう言って私を生徒に見立てて
彼の授業が始まりました。
今日やるべき課題を済ませ
『切り絵のこっちもこっちも(切った方も切り抜いた方)
持って帰っていい?』そう聞いて
カバンに詰めて帰りました。

気付き

学びの環境は
子たちを尊重すると深まってゆくのではないかと
感じました。
子たちのやりたい事をさせるのではなくて
興味を持ったことをいかに広げてやれるかが
教育者の役目だと感じます。
この先生にやりたい事を伝えると
自分の全く知らない事を教えてもらえた。
だから、お返しに
何でかわからないけど
先生がやってほしそうな勉強をやってあげた。
くらいの事かなぁと思いました。

何でかわからないけどの考察

先ほど書いた
何でかわからないけど
先生がやってほしそうな勉強をやってあげた。の
何でかわからないけど
は、モチベーションが上がったのではなかと思うのです。
学習支援においてモチベーションを上げる
アプローチは私にはまだまだ不足しています。
自分ならどうなのか?
子たちならどうだろう?と毎回毎回
考え続ける課題になっています。

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