
ほめほめノートで見える化する
元小学校の先生で今はご退職され様々な活動をされていらっしゃる。知る人ぞ知るカリスマ教師 渡辺先生が褒めることの重要性を具体的な体験に基づいてお話しされたのを聞いていました。
やんちゃな生徒にどう向き合うか?
当時、先生のクラスにはとてもやんちゃな生徒さんがいました。
どのように向き合えばいいのか?考えられた中
「ほめほめノート」を始められました。
どんな些細なことでも気持ちよくなる行いを見つけてはノートに書き込んで
ご家庭との交換ノートとして始められたそうです。
やがてクラスメイト達がそのことに気づき先生にやんちゃな子の気持ちの良い行いを教えに来てくれるようになりました。
「ほめほめノート」をカバンから出して書いていた先生でしたが
根気よく続けられるとそのやんちゃな子は
やがて、自分から先生の机にポーンと「ほめほめノート」を提出するようになりました。
聞こえる言葉と見える文字
愛情表現は色々あって双方のタイミングもあるので伝わりやすい時もあれば伝わりにくい時もあると思います。
親御さんが一生懸命に愛情を注いでいるなかお子様のやんちゃな行動が出た時に「愛情不足ではないですか?」なんて言葉をかけられると
どんな親御さんでもペシャンコになってしまいます。
たくさんの愛情表現の中 今のお子様にぴったりのものを見つけるのは簡単ではないですが、見つかっていないのならやる価値は大いにあります。
おそらくこのやんちゃなお子様には言葉は目に見えないものだから消えてたまらなかったのかな?と思いました。自分の周りにいる沢山の人たちからの愛情あふれる言葉が文字となって目に見えてノートに貯まっていく中で自分への存在価値を見出したのではないかと想像していました。
私も「ほめほめノート」に挑戦する

お子さんの行動
・お父さんの仕事道具であるドライバーのバッテリーが睡蓮鉢に水没
・iPadの充電器をハサミで切る
・iPad本体がドジョウの水槽に水没
・掃除機のコードをハサミで切る
・僕じゃないと嘘をつく
・濡れたものは乾かせばいい切れたものはボンドかテープでつなげればいいと言う
メッセージをいただいて
どうしたものかと私も考えていた所でした。
「ほめほめノート」やってみませんか?とお尋ねした所
お母様は 楽しそうですね!と言って下さり
始めだすことになりました。
まずは3ヶ月やってみましょうね

あれこれと私が書き込んでいると
クラスの子達も参加してきました。
「先生かたちを見つける力がある!」
「先生今のはほめほめだ!」
「先生私にもほめほめノートちょうだい家に持って帰りたい」
私はとっても嬉しい気持ちで授業を終えました。

気持ちの良い言葉を沢山そそぐ事もいいでしょうし
スキンシップを沢山とってもいいでしょうし
ニコニコしていることもいいでしょうし
やれることはいくらでもありますが
こちらの「ほめほめノート」も手数のうちの1つとして
ぜひご活用ください。