子どもたちが過ごす学校の選択肢はいくつあってもいい
子どもたちは、成長と共に親や家族とは今までとは違った距離を保ちます。やがて友達と共に過ごす時間を増やしていきます。友達と共に遊び 活動し学ぶ中で、一緒に過ごす楽しさや喜び時には難しさを知っていくようになります。
学校というコミュニティーの中には その様子を見守ったり、時には常識を見すぎず子達の大切な芽をつぶさないようにする先生が存在します。
よく言う能力とは同じ事を誰もが同じように同じスピードで完成できる事ではないと私は考えています。能力というのは各個人それぞれに個別の違った能力があって「この子はこちらへ伸ばした方が能力が活きるよね!」と先生が生徒個人を見て伸ばしていくものでその役割は重要であると考えています。
学校へ行かずとも学びはどこからでも受けられる時代にはなりましたが、子どもたちの身近に能力に寄り添ってくれる信頼のおける先生がいる場所は必要だと思います。色んな子どもたちがいる中「学校」の選択肢が多様であればいいと考えこの「学習+マイクラ学校」を作りました。
同じ趣味を持つ友達への興味や関心、仲間関係など小さな社会がここに存在します。友達の活動を観察しマネたり、一緒に協力して遊ぶ喜びを味わうことは、
社会性の発達を促し、豊かな人への興味感心へとつながっていきます。
子どもたち同士で作り上げるゲーム体験を重ねることにより、創造力を使いながら、
集中して遊びを豊かに展開していくようになります。
「学習+マイクラ学校」の想い
中3クラスでの教室の話
小中学生の自殺過去最多499人「先生、これについて話して」と
生徒が言いました。
私は
子どもたちが育っていく時にどんな大人と出会うかがこの数字に
反映されているんだと思う。
だから先生は子どもたちが育つ時に出会える大人になる為に
YouTuberになってる。と言いました。
生徒は
「先生は、人気がないからだめじゃん!先生は499人の自殺者と
出会えてないんだから結局ダメじゃん」と言いました。
私は
悔しくて先生は、死を考える子どもたちの心に風穴を開ける自信がある!
と生徒に言いました。
生徒は
「じゃあ私たちの先頭できつい風を浴びて困っている子どもたちを迎えに行ってよ!
私達だけが助かったんじゃ悪いやん」と強く言いました。
親御さんが
帰りのお迎えの時に「先生すいません」と言って帰られた事がずっと頭から離れません。
どうやったら、孤立を抱える子どもたちを迎えに行けるのか?
ずっと考えています。
その1つとして「学習+マイクラ学校」を始める事にしました。不登校や引きこもり孤立を感じる子どもたちがゲームに流れると感じているからです。
ゲームから引き離そうと必死になる大人はたくさん見ますが
そのゲームの世界に子どもたちの心を理解したいと思い入っていく大人は
少ないように思います。
まるで北風と太陽を見ているように感じています。
子どもたちの信頼のおける大人としてGameの世界に入っています。
最終の目的は孤立させない事です
先生と作るゲームの世界のコミュニティー
「学習+マイクラ学校」では、「クラスの子達とふじやま先生」が
同じワールドで共に過ごします。
その中でクラスの子同士とふじやま先生との共同作業から生まれる
助け合いや時には意見の交換や対立を経験していきます。
自分の独創的な世界も大切ですがこの「学習+マイクラ学校」では、
クラスの子達とふじやま先生とがどのようにして幸せで楽しい世界を作るかを
考えていきます。ゲームを通して他者と自分を感じどのような人間関係を
作っていけるのかを体験しながら
問題解決能力・コミュニケーション力を学ぶことのできる
「学習+マイクラ学校」です。
【本質を捉える頭を作る「学習+マイクラ学校」】
ゲームの上達やプログラミングでのゲーム作りの学校ではありません。
3つの軸で取り組んでいます
・本質を表現したり感じ取る場所
・先生は相談できるナナメの役割を果たし子どもたちの能力をより表現できるよう
働きかける
・学校以外で密につながるあたたかい場所としての機能
本質とは「本当に自分が伝えたいことは何なのか」
「相手が伝えたい本当の事は何だろう」という
物事の一番重要な事です。
”一番重要な事”とは人それぞれ違っていて本質には正解がありません。
それぞれの本質を知ろうとすることで知見が広がっていきます。
物事の本質を捉えることはとても難しい事と思われていますが
難しいのでなく本質を表現したり感じ取ったりする環境が少ない所に
原因があると考えました。
そこで子どもたちの一番身近くにあるゲームのマインクラフトを入り口に
本質を捉える場所作りをしています。
Gameとの関わり方がわからない
Gemeが悪い!と世間から言われるのはきっと大人がお子様にゲームをやめさせる事が出来ないからだと思っています。新しく出てきた子達を夢中にさせる遊びに大人がどう関わっていけば良いのかがわからないから取り上げる方法しか思いつかないのだと考えています。
私ももちろん子どもたちには健全に育って欲しいと願いますので早寝早起き良い食事と考えますがGameはそれを妨げるほど子達を熱中させ生活スタイルを悪化させることが大半です。どうすれば?うまく付き合う方法を教える事ができるのか。いつもいつも考えています。
うまく付き合う方法の実例
そこでまずは決めたルールは守る事を始めました。子達に1日Gameをやる時間を決めてもらいました。なんとある子は5時間!と言いました。親御様も困っていらっしゃいましたがやらせてくださったのです。毎日毎日約束を守ることができましたが体に異変が出てきました。「こんな事をしていたらこのままでは体がヤバイ」と生徒自身が気づくようになりました。大人の指図で子どもたちが動くような環境は教育においてなんの意味を持ちません。
司令官がいる場所でしか動けない人間を育てる事は恐ろしい事だと私は考えています。どんな事も子達自身が第一発見者でありの本人の気づきじゃないと教育の本質はありません。人の顔色ばかりを見て正しそうな方ばかりを選んでいると大人であれ子どもたちであれ誰だって後悔をして人のせいにします。
子どもたちが大人の知らない事をやりたがった時は、まずは受け入れて、後押しするしかないと思います。そこで自分で決めたルールは守る事 自分自身をコントロールする事を学ぶように導くことが教育です。そこで身体を壊したりルールが守れなかった時に失敗から学びへ導く事が私たち教育者がするべき事かと考えています。
シンボルへの想い
人というものは、月のように、未完成なものだと考えております。
ほんの一瞬の満月に発奮しながら長い未完成と共に楽しく幸せに生きていけたなら、どんなに嬉しい事だろうと思いを込めて「三日月」をシンボルにしております。
青空に月も本来であれば見えませんが月はたとえ見えていなくても存在しています。
見えない存在を意識できるようでありたいとも想いを込めております。
教室日
受講時間 | 1回 90分間 |
---|---|
水曜日 | 午後20:00〜21:00クラス |
料金プラン
入会金 | 10,000円 |
---|---|
ゆるやかプラン | 月4回 11,000円税込 |
受講方法
ZOOMをお繋ぎいただいて
お顔を見ながら会話をしながらゲームの画面を共有いたします
各クラス6名の定員とさせていただいております。