これは2018年1月17日に書いたものを
リライトしています。2019年7月27日付
[speech_bubble type=”drop” subtype=”L1″ icon=”fujiyama1.jpg” name=”こんにちは!藤山智子です”]言われたことを言われたとおりにやって何の代わり映えもしない結果が待っていて何回もそれを繰り返してるのに疑問を持たないのはなぜだろう? うちの子たちは、先生。このやり方はどう思う?こうしてもいい?と、どんどん質問が来ます。 ひょっとして僕たちが考えたやり方のほうがすごい事が出来るのではないか!と疑う事が出来る子達です。[/speech_bubble]
『サクランボ計算は絶対に右じゃないとアカンねん』
と彼が言いました。
なんでやねん・・・と私が言うと
『学校の先生が正しい』と彼が言いました。
方法は一つではない。
考え方はいくらでもある。
どんなやり方でも答えを導き出せるのなら
それでいい。
まだ低学年の彼には難しい事だけれど言い続けました。
彼がどこまでも広くどこまでも深く生きてゆく
一番の軸だと思ったからです。
『このやり方しかダメです。』と学校からのお達しがある。
それは例えば分数の分量を記入する時
分数の理解が出来ていても処理速度が遅ければ
塗りつぶす事に時間がかかるし無駄なエネルギーにもなる。
私は彼に斜めの斜線で記入すれば良い。
3分の1はしっかりわかっている!そう伝えた。
彼が学校のプリントを斜め斜線で提出すると
全部✖がついてかえってきました。
私は随分落胆しました。
その日はくっそ!!ぼけ~と泣きながら授業をしていたら
『まーまー先生、泣かなくていいから!!』と彼が言ったのを
昨日のように覚えています。
百人一首の授業を始めました。
うちの子たちはMy筆ペンを持参します。
すると
『先生、こんなんやっていいの?習った漢字しか使ったら
アカンねんで』と彼が言いました。
私は、出会った漢字を使ってゆけばいいのよ。
出会ってしまったのだからね。と言いました。
彼が『そうそう!学校は学校。ここではこれでいいんだよ!!!』
と言いました。
来ぬ人を まつほの浦の 夕なぎに
焼くや 藻塩の 身もこがれつつ
私が歌い終わると
『先生!浦や浦って僕のお友達の
吉浦さとる君と同じ浦や!僕知ってんねん。』
良く見つけたね
知った事はいつでもどこでも使えばいいんだよ。
そう言いました。
私は彼の思考力アイデアを大切に育てたいと思っていました。
なぜなら彼もいつも考えたがっているし
アイデアを見つけたがっているように感じていたからです。
なのに、
いつもいつも芽を摘み取られてどうしましょう…と私は考えていました。
彼が『そうそう!学校は学校。ここではこれでいいんだよ!!!』
と言った時にハッと気が付きました。
摘み取る人の事どうでもええわ。
彼には
【常識を疑う事】を言い続けてきました。
それを考えることができる彼だったからです。
摘み取られても摘み取られても
彼からはすぐに芽が出てくるので大切に大切に
育てることができました。
どうしてそれをするのか?方法はそれしかないのか?
疑え!
疑うという言葉はあまりポジティブな言葉ではないので
使いにくいのですが
信じる為に疑う事を全力で伝えてきました。
これからの社会は
今までの常識なんて通用しない事で溢れる
常識を疑い考え始めて新しい方法やアプローチを思考できる人が
必要になってきます。
彼は間違いなく社会に必要な大人になる。
『空塾の卒業生だから当たり前だ』
☝これはかつての卒業生が残してくれた名言です。
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